二世帯住宅で深まった義父とのきずな

わたしは婿養子として現在、妻の実家とともに完全分離型二世帯住宅に住んでいます。この完全分離型二世帯住宅はちょうど2年前に新築したものです。

結婚当時、わたしはあまり義理の父と仲良くありませんでした。義父は嫌味が多く、酒グセも悪いからです。ですから昔は義父との接触を避けていました。

しかし将来の親の介護のことも考えて、義理の両親を一階、わたしと妻を二階とした二世帯住宅を新築することにしました。

当然わたしは嫌でしたが、これは婿養子として避けて通れないことと思って計画に応じていました。すると、新築のデザインを義理の両親と一緒に考えるにつれ、義父の良さもだんだんわかってきました。

義父はこだわりが強いにもかかわらず、新築のデザインや設計、間取りにおいてわたしがこうしたいと思う部分があれば、ひとつ残らずわたしの意見を採用してくれました。

おかげで現在住んでいる新築住宅はわたしにとってとても満足のゆく、快適な住まいとなっています。

二世帯住宅を建てたことでわたしと義父のきずなが深まったという温かいエピソードでした。