思春期を迎えた子供が「家の中心にリビングがあるのは嫌だ」と突っぱねましたが私は「廊下を造らず家の中心はリビングにする」と言い張りました。家の中心をリビングにしたかったのは家族が顔を合わせる家にしたかったから。
2階の部屋に行くときリビングを通れば顔を合わせるでしょう。思春期で親を避ける年頃の子供は予想通りそれを嫌がりました。絶対に廊下がある方がいいと言い張りましたが私は頑として受け入れませんでした。
少し成長したときにこの家の間取りでよかったと言ってもらえる自信があったのです。今は嫌でも数年後にこの家を丸ごと好きになってもらえる自信がありました。夫にも私の熱い想いを話してよく理解してもらえました。
元々夫は家の中心にリビングルームを置くのは大賛成だったようで子供に説得してくれたのは夫でした。私が思ったとおり子供が大きくなり家の間取りを「これでよかった！この家が大好き！」と言ってくれたとき涙が出ました。